いつか見た夢を
 追いかけていた日々は
 遠くに過ぎたけれど

 あなたにまた出逢って
 忘れていた想いが
 わたしをかき乱す

  自分の夢をかなえるため
  一人旅に出たわたしを
  あなたは何も言わずに
  やさしく迎えてくれた

 断ち切ったはずの想いが
 こみあげて来るけど
 あの頃の自分に戻れなくて
 ぎこちなく微笑んだ

  あなたは夢をかなえて
  わたしに微笑みを返す
  夢を失ったわたしには
  それがとても眩しくて

 もしも夢を追わずに
 あなたを追いかけていたら
 あなたの隣にいるのは
 わたしだったでしょうか

 二人を見送りながら
 そっと呟いてみる
 今度は夢を見つけ
 この街に戻ってくると
 
 そして再び旅へと向かう
 


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